時代の流れ・・・
- 2017.11.29
- 語り
平成27年度より内閣府主導のもと、子ども子育て新制度がスタート。
この制度、教育の質の向上と題打ってのことでしたが、待機児童対策、少子化対策をも視野に入れ、
幼稚園、保育園の融合。
働く世帯のための制度でしたが、
なんだか最近の風向きも変わりつつ、
今では、教育の無償化という言葉が先行しつつあります。
当園も来年度より子ども子育て新制度の枠組みの中の幼稚園(施設型給付を受ける幼稚園)となりますが、
この制度、本来の目的は教育の質の向上にあるのです。
したがって、ぎんなん幼稚園の教育は変わらず、制度の中での保育料となるだけです。
平成27年度より、幼稚園業界は目まぐるしい制度改革の波に押され、
本来の目的。幼稚園の存在意義が薄れつつあります。
幼稚園は、親の都合のための施設か。利便性のための施設か。
様々な変化の中で、大切なことは、本来の目的を忘れない。
どんなに制度が変わろうとも、環境が変わろうとも、幼稚園の存在意義は変わらない。
それは、幼稚園は教育施設であること。それに尽きると思います。
今後の動向を踏まえ、幼稚園業界が原点を見直す時期に来ているのかも知れません。